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第4章 バーコードの体系
/Category of Barcode.
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・4-1 JAN(EAN)-8/3 (2001年1月のコード体系変更説明)
2001年(平成13年)1月から、JAN13の内容が変更されます。
※短縮コード(総桁数:8桁)に付いては、変更はありません。
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- 1.概要
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今回の改正は、世界90カ国に普及しているEANコード(日本ではJANと呼ぶ)
を将来にわたって利用するために、限られたコードを有効的に利用する目的にて変更
されます。
- 2.変更の内容
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従来までは、先頭の2桁が国コードであり、これに続く5桁がメーカーコードとして
定義されていましたが、今回の改正で「メーカーコード」が7桁となり、商品アイテ
ムコードが、5桁より3桁に縮小されます。
- イ)既存のメーカーコード
現在のメーカーコードの前に、国識別コード(49または45)をつけて、7桁
として意識します。
基本的には、現行のままで使用可能ですが、3年毎に更新しない場合には、他の
割り当てにて、利用していたコードが再割り当てされる場合があります。
補足 49MMMMMIIIIIcd または、45MMMMMIIIIIcd
Mはメーカーコード・Iが商品アイテムコードを表しています。
- ロ)2001年1月以降に新規取得したメーカーコード
新体系では商品メーカーコードは9桁(国コード「45」の2桁を含む)、商品
アイテムコードは3桁となります。
実際に使われている商品アイテムコード数が数百以下の企業が全体の90%強を
占めている事が理由のようです。
補足 45MMMMMMMIIIcd
Mはメーカーコード・Iが商品アイテムコードを表しています。
- 3.影響
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桁数やチェックデジットの算出方法に変更はありませんので、弊社の製品はそのまま
ご利用いただけます。
基本的に13桁のバーコードを文字列として扱っている範囲では、変化はありません。
メーカーコードを特別に意識する場合のみ、操作が必要です。
※新メーカーコードを識別したい場合には、456xxxxの形となり、3桁目が6
以降が新体制のコードとなるようです。
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詳細や問い合わせ先については、以下のリンクをご参照願います。
(財)流通システム開発センター
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