






第4章 バーコードの体系
1:主要なバーコードの種類と特徴|2:JAN(EAN)-8/13(2001年1月改正) |3:PLUとNON-PLU|4: ソースマーキングとインストアマーキング|5:CODE39 |6:lndustial 2 of 5|7:ITF(lnterleaved 2 of 5)|
8:NW-7(CODABAR)|9:UPC-A/E|10:CODE93|11:CODE128|12:バーコードを選ぶポイント|13:チェックデジット算出方法
7:ITF(lnterleaved 2 of 5)
1972年にインターメックス社によって開発され、日本における物流統一シンボルとして利用されています。 記録(印字)密度が最も高く、ダンボールやざら紙のように多少印刷条件の悪い場所にも所定の印字が可能です。そのため、標準物流コードとしてJIS X 0502に制定されています。 表示可能なキャラクタは数字(0〜9)のみです。 物流用シンボルとしてJIS化されているものには、次の3タイプがあります。
■標準バージョン
標準バージョンはJANのコード番号の前に1桁の物流識別コードを付加したもので、14桁で構成されています。左から物流識別コード1桁、国コード2桁、商品メーカーコード5桁、アイテムコード5桁、チェックデジット1桁となっています。
■拡張バージョン
拡張バージョンはJANコードの前に2桁の物流識別コードを付加し、先頭に0を加えたもので、16桁で構成されています。左からスペアコード(0)1桁、物流識別コード2桁、国コード2桁、国コード5桁、商品メーカーコード5桁、アイテムコード5桁、チェックデジット1桁となっています。
■アドオンバージョン
アドオンバージョンは、重量等を表示するために利用されます。6桁で構成され、左から軽量値5桁チェックデジット1桁、となっています。標準または拡張バージョンのバーコードと組み合わせて使用します。
独自のシンボルを用いる場合はデータの桁数に制限はありませんが、偶数である必要があります。
また、ダンボールに印刷されているバーコードは、太枠で周りをかこまれています。この枠のことをベアラーバーは、ダンボールにコードを印刷する際に印圧が一定になるようにするためのもので、この枠自体はデータを持っていません。 ITFを採用する場合の注意点としては、バーコードの読み方により「桁落ち」の現象がでる場合があります。対応策としては、バーコードリーダーの方で読み込み桁数を限定するよう設定し、全体の桁数確認を行います。
| 標準 | ![]() |
| 拡張 | ![]() |
| アドオン | ![]() |
| アドオン(枠なし) | ![]() |









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