






第4章 バーコードの体系
1:主要なバーコードの種類と特徴|2:JAN(EAN)-8/13(2001年1月改正) |3:PLUとNON-PLU|4: ソースマーキングとインストアマーキング|5:CODE39 |6:lndustial 2 of 5|7:ITF(lnterleaved 2 of 5)|
8:NW-7(CODABAR)|9:UPC-A/E|10:CODE93|11:CODE128|12:バーコードを選ぶポイント|13:チェックデジット算出方法
4: ソースマーキングとインストアマーキング
加工食品や雑貨などの生産・包装段階で商品パッケージにメーカーが直接印刷したバーコードをソースマーキングといいます。ソースマーキングは、JAN8/13で世界的に統一されたコード体系をしています。
これに対して、インストアマーキングはマーケット等小売業の社内用商品コードとして、生鮮食品やソースマーキングされていない商品に利用するプライベートなコードです。
インストアマーキングに用いられるコード体系は、原則として各小売業者によって自由に設定できます。しかし、インストアマーキングされた商品もソースマーキングされた商品と同じスキャナで読み取られます。そのため、インストアマーキング用のシンボルも、多くの場合JANが利用されています。
また、インストアマーキングにJANを用いる場合は、ソースマーキングと区別をつけるために、国コードの部分は02、もしくは20〜29の間の2桁を用います。データの桁数は、ソースマーキングと同じく、13桁の標準タイプと8桁の短縮タイプの2種類になります。どちらのタイプも最後の1桁は必ずチェックデジットになります。

インストアマーキングでJANコードを用いる場合には、PLU(価格データが含まれない)タイプと、NON−PLU(価格データを含む)タイプとに分けられます。参考までに各タイプのコード体系例を示します。各小売業と店舗の規模や販売方法、商品構成などに応じて体系を設定してください。





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