




第2章 バーコード印刷のための基礎知識
1:レポートにバーコードの表示|2:バーコードの印刷サイズの変更|3:バーコードの種類の変更4:バーコードの基のデータの値を隠す|5:バーコードの向きをカスタマイズ|6:Excelのデータをバーコードで利用出来る様にする
3:バーコードの種類の変更
バーコードコントロールでは、あらかじめ用意されている11種類のバーコードの規格から、用途に合ったバーコードの種類を選択することができます。また、レポートに挿入したバーコードは、後から種類を変更することも可能です。レポートに挿入したバーコードの種類を変更するには、バーコードコントロールの上で右クリックして[Microsoftバーコードコントロール9.0オブジェクト(O)]→[プロパティ(P)]を選択し、表示された「Microsoft バーコードコントロール9.0のプロパティ」ダイアログボックスの「全般」タブ内にある[スタイル(S)]から目的のバーコードを選択します。

バーコードコントロールでは、一般的に普及している次のような11種類の規格のバーコードを[スタイル(S)]の中から選択することができます。
◎利用可能なバーコード規格の種類
| [スタイル(S)]の値 | バーコード規格 | 用 途 |
|---|---|---|
| 0 - UPC-A | UPC-A | 商品のマーキングに広く使用されているPOSシンボルで、米国とカナダで利用されている。 |
| 1 - UPC-E | UPC-E | UPCの短縮バージョンで、標準バージョンのシンボルが印刷できないような小さい商品に使用する。 |
| 2 - JAN-13 | JAN-13 | 国際規格のPOSシンボルで、書籍や雑誌などを含め、すべての商品に使用する。 |
| 3 - JAN-8 | JAN-8 | JANの短縮バージョンで、標準バージョンのシンボルが印刷できないような小さい商品に使用する。 |
| 4 - Casecode | Casecode | 製造会社や卸し売り会社が小売り店に商品を出荷するとき、梱包箱の外側に表示するシンボル。 |
| 5 - NW-7 | NW-7(CODABAR) | 英数字を表現できるシンボルで、コンピュータ機器などの特殊な商品のパッケージに表示する。 |
| 6 - Code-39 | CODE39 | 英数字と記号を表現できるシンボルで、FA(Factory Automation)をはじめ、工業用として広く使用されている。 |
| 7 - Code-128 | CODE128 | フルASCIIの128文字をコード化したで、圧縮バージョンもある。 |
| 8 - US Postnet | US Postnet | 処理を自動化するために郵便物に表示するシンボルで、米国で利用されている。 |
| 9 - US Postal FIM | US Postal FIM | 処理を自動化するために郵便物に表示する特殊なシンボルで、米国で利用されている。 |
| 10 - カスタマバーコード | カスタマバーコード | 処理を自動化するために郵便物に表示するシンボルで、日本で利用されている。 |





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