4.4.2 リザルトコードの説明
■OK :コマンド正常終了
機 能 :次の条件の時に送出します
1.コマンドが正常であった時。
(A・D・Oコマンド実行時はなし)
2.エスケープコマンドを入力しオンラインコマンドモードに入る時。
3.オンラインコマンドモード時にATHコマンドが入力され通信が切断された時。
書 式 :OK
パラメータ :なし
出力例 :OK
■CONNECT :相手端末との接続完了
機 能 :相手と通信状態になった時に送出します。
書 式 :CONNECT<パラメータ1>
パラメータ :<パラメータ1>
なし:相手と通信状態になりました。
(リザルトコードセットがベーシックの時に表示されます)
64000: 64000 bit/s
128000:128000 bit/s
出力例 :CONNECT 38400
■RING :着信通知
機 能 :着信があった場合、応答するまで2秒間隔で通知します。
書 式 :RING<パラメータ1>*<パラメータ2>
パラメータ :<パラメータ1> 発信側のアドレス
<パラメータ2> 発信側のサブアドレス
出力例 :RING
補 足 :発信側のアドレス以下を付加させるにはWコマンドで指定します。
■NO CARRIER :回線切断
機 能 :通信相手との接続に失敗した時に送出します。また、通信中何らかの原因で切断した場合も送出します。
書 式 :NO CARRIER
パラメータ :なし
出力例 :NO CARRIER
■ERROR :不正コマンド
機 能 :次の条件の時に送出します。
1.不正なコマンドが入力された時。
2.コマンド入力が最大文字数を超えた時。
3.Dコマンドで短縮番号を指定して発信しようとした時に、短縮ダイアルにアドレスが登録されていなかった場合等。
書 式 :ERROR
パラメータ :なし
出力例 :ERROR
■BUSY :相手通信中
機 能 :相手通話中のため接続に失敗した時に送出します。
書 式 :BUSY
パラメータ :なし
出力例 :BUSY
■DELAYED :再発信規制
機 能 :3分以内に同じ回線番号に4回以上発信した場合に送出します。
書 式 :DELAYED
パラメータ :なし
出力例 :DELAYED