◆F1 キーマクロ設定
フルキーボードからのキーストローク(入力動作)を、マクロとしてエントリー1上のヘルプを除く29キー個々に登録することが可能です。各キーには、最大64までのキーストロークが登録可能です。
<ご注意>
ヘルプキーは、ユーザーサービス機能の起動に設定されていますので、キーマクロ は設定できません。
登録するとユーザーサービス機能が実行できなくなります。
<参 照> キーコン・キーマクロ コマンド注意事項
● キーマクロ設定手順
1.特殊キー解除
フルキー入力は、フルキーボードにある以下の特殊キーを全て解除してから始めます。
・SHIFT
・CAPS
・カナ
・GRPH
・CTRL
2.フルキー入力
サービスメニューからキーマクロセットを選択すると、フルキーボードからのキー入力待ち画面になります。
KEY INPUT(max46)
& ENTRY setkey
この状態で、マクロ登録するキー入力動作をフルキーボードから入力します。
<ご注意>
・特殊キー押下と解除はそれぞれ1ストロークになります。
・1つのキーマクロに、登録できるストローク数は
最大64ストロークです。
3.キー指定
フルキーボードからの入力が終了しましたら、エントリー1上のキーを押下して、キーの割当てを指定します。
<ご注意>
・設定終了時には、フルキーボードの特殊キーは全て解除されている状態で設定終了にしてください。
.ヘルプキーには指定しないでください。
4.マクロ設定終了(設定続行)
Set another key?
Yes:1 No:0
Yes:1 他にマクロ設定するか、設定をもう一度やり直す場合
フルキー入力待ちに戻ります。
No :0 設定を終了したい場合
ユーザーサービスメニューに戻ります。
● キーマクロ設定例
キーマクロ設定の、実行例としてエントリー1のF1キーにMS−DOSコマンドのDIR(ディレクトリ)を登録してみます。
<ご注意> PC上ではOSとして、MS−DOSが動作している
ものとします。
〔MS−DOSは米国マイクロソフト社の登録商標です。〕
以下の方法で「Dir /w RET 」を登録します。
フルキーボードの特殊キーを解除してください。
HELP を押下して、ユーザーサービス機能のメニューを表示させてください。
F1または、キーマクロセットにカーソルを合わせてRETを押下してください。
・フルキーボードからの入力待ち画面になります。
フルキーボードのCAPSを押下してください。
・D を入力する為に英大文字モードにします。
Dを入力してください。
フルキーボードのCAPSを押下してください。
・CAPS を解除して英小文字モードにします。
i,r,スペース,/,w,RETと続けて入力してください。
・4),5),6),7)は、登録する文字列の入力です。
エントリー1の F1 を押下してください。
・フルキーボードより入力したキーストロークを
エントリー1上の F1にセットします。
エントリー1の 0を押下してください。
・0で、キーマクロ設定の終了です。
・エントリー1の F1 に Dir/w RET と、登録できました。
・最初のユーザーサービスメニューに戻ります。
エントリー1の HELPを押下してください。
・ユーザーサービス機能を終了します。
エントリー1の F1を押下し、設定されたマクロを実行させてください。
・PC上で "Dir /w"が表示され、DIR コマンドが実行されます。
目次へ戻る