第2章
機能活用
エントリー1の機能を活用するには、次の2つの方法があります。
1.ユーザーサービス機能を利用する。
2.PCよりプログラムでコントロールする。
本章では、ユーザーサービス機能について解説します。
またPCより、プログラムでコントロールを行なう場合は第3章のプログラミングをご覧ください。
■ ユーザーサービス機能概要
ユーザーサービス機能とは、エントリー1のヘルプキーを押下することにより、エ ントリー1自身がユーザーに提供できる特別のサービスで、次の9種類があります。
1.キーマクロ設定
2.キーコン設定
3.ユーザーキャラクタ設定
4.電卓
5.パスワード設定
6.拡張ポート設定
7.フルキー配列選択
8.環境設定
9.リセット
10.バックアップモード
ヘルプキーを通常キーとして使用したい場合は、ユーザーサービスモードをOFFにしてください。
■ ユーザーサービスモード
ユーザーサービス機能を利用するには、ユーザーサービスモードをONにしてください。(ON/OFF状態はバックアップされます。)
ユーザーサービスモード ON
エントリー1の"1"と"リターン"を同時に押下しながら、PC本体の電源投入を行ってください。ヘルプキー押下で、ユーザーサービスが提供されます。
ユーザーサービスモード OFF
通常のヘルプキーとして利用するには、ユーザーサービスの「F8環境設定」に用意されている「7.サービスモード」を選択してOFFにするか、エントリー1の"0"と"リターン"を同時に押下しながら、PC本体の電源投入を行って下さい。
<参照> サービスモードの設定
<ご注意>
バックアップ期間はフル充電時において約10日間です。
(バックアップ期間は、目安であり保証期間ではありません。)
ユーザーサービスモードがONの状態でのオープニングメッセージです。
ENTRY−1 Ver×.××
ユーザー サービス モード
■サービスメニュー
エントリー1上のヘルプキーを押下します。
LCDには次のように、提供できるユーザーサービスメニューの一部が表示されます。
F・1: キーマクロ セット
F・2: キーコン セット
下方向の矢印を押下してください。
メニュー画面がスクロール表示され、次のようなユーザーサービスメニューが次々に表示されます。
F・1: キーマクロ セット
F・2: キーコン セット
F・3: ユーサ゛ーキャラクタ
F・4: テ゛ンタク
F・5: ハ゜スワート゛
F・6: *****
F・7: フルキー ハイレツ
F・8: カンキョウ セット
F・9: リセット
F・10:ハ゛ックアッフ゜
HELP:EXIT
上矢印で逆方向にスクロール表示します。
■ サービス機能選択
ユーザーサービス機能は、全部で9つのサービスが準備されており2種類の選択方法があります。
ユーザーサービスメニューの画面から直接ファンクションキーで選択します。
↑↓キーでメニューをスクロールさせ、LCD左側に出ているカーソルを、受けたいサービスメニューに合わせて、リターンキーで選択します。
■ サービス機能終了
ユーザーサービス機能を終了したいときは、EXIT(サービスメニューの1番下)を選択するか、もう一度ヘルプキーを押下してください。
<ご注意> F4・電卓機能の終了は方法が異なります。
<参 照> 電卓機能の終了
■ サービス機能についての注意事項
F6は将来の機能拡張に備えて、システムリザーブとなっていますので、現状ユーザーが利用することはできません。
ユーザーサービス機能中で、ヘルプキーに機能を設定することはできません。
ヘルプキーに機能を設定する場合は、PC本体からのコマンドで設定してください。
ユーザーがエントリー1に独自のキー配列を設定した状態で、ユーザーサービスの機能を利用しようとする場合には、キー配列とエコーバックデータの設定に注意してください。
ユーザーサービス機能中の各設定は、ユーザーサービス機能を終了した後に有効となります。
目次へ戻る