第1章
使用方法
■ 接続時の注意事項
エントリー1をPCのキーボードコネクタに接続する際には、PC本体の電源が切れている状態で行なってください。
キーボードコネクタは、ミニDIN8ピンのコネクタを使用しておりますのでコネクタに接続する際には、ピンを折らないよう挿入方向に十分注意してください。
コネクタを外す際には、ケーブルを持たずにコネクタ部分を持ってください。
■ PC本体への接続
PC本体の電源は切れている状態で、用途に合わせた接続を行なってください。
1.シングル接続
(1)フルキーボードのコネクタをPC本体から抜いてください。
(2)エントリー1から出ているコネクタをPC本体のキーボードコネクタに挿入してください。
各種機器への組込やアプリケーションのルーチンワーク等、PCを特定用途で使用する場合に、フルキーボードの替りに簡単に使用できます。
2.シリアル接続
NEW PC ENTRY−1は、フルキーボードとPC本体の間にシリアル(直列)接続が可能です。
(1)フルキーボードのコネクタを、PC本体から抜いてください。
(2)エントリー1から出ているコネクタを、PC本体のキーボードコネクタに挿入してください。
(3)フルキーボードのコネクタを、エントリー1上部側面にあるコネクタに挿入してください。
プログラムの開発からワープロ、作表計算等のアプリケーションソフトまでPCを利用する用途に、インテリジェントなキーボードとして、幅広くご活用頂けます。
3.パラレル接続
従来のENTRY−1は、ツインソケットを利用したパラレル接続方式を採用致しておりましたが、フルキーボードをよりインテリジェント化させて、活用するためにもシリアル接続を推奨致します。(ツインソケットはオプションです)
■ 基本動作の確認
シリアル接続が完了した状態で、エントリー1の基本動作確認を行います。
<ご注意>
PC本体の電源が投入されている状態では、コネクターの抜き差しは絶対に行わないでください。故障の原因になります。
1.PC本体の電源を入れてください。
ROMモードBASICを立ち上げてください。
<参 照>PCに付属するマニュアルをご参照ください。
2.エントリー1オープニングメッセージが表示されます。
下記のようなオープニングメッセージがエントリー1上部のLCDに表示されます。
ENTRY−1 Ver×.××
Technical Corp.
表示内の×.××は、現在のエントリー1ROMバージョンが表示されます。
また、本体からのリセット信号を表示する場合もあります。
3.エントリー1のキー「5」を押下してください。
LCD表示には、入力キーデータがエコーバックされて下記のような表示になります。
5NTRY−1 Ver×.××
Technical Corp.
4.フルキーボードのリターンキーを押下してください。
入力が受付けられて、ROMモードBASICが起動されたことが確認できれば基本動作確認は終了です。
PC本体からエントリー1への、コマンド動作確認を行う場合、第3章のBASICサンプルプログラムを使用すると、簡単に確認が行なえます。
目次へ戻る